表題の通りブルべ用のホイールが欲しいとご連絡いただきました。2年後のPBP(パリ・ブレスト・パリ)出場を目標にトレーニングされています。
700cでタイヤは35cのタイヤを予定されていますので出来るだけ幅の広いリムをご希望でした。当初TNIのAL31Wを提案しましたがリム幅がもう少し広い方が良いということでフカヤのライドオアシス RGD-01(32H)で組むことになりました。



ハブはシマノハブでティアグラシリーズです。仕上げが上位グレードと違うだけで性能は変わらないということでこのハブをお勧めしました。スポークはDTのコンペティション黒(2.0/1.8/2.0mm),ニップルはSquorxProブラスです。
リム重量は約570gと結構重いリムですが重い=剛性があるということでトレードオフの関係です。力のあるライダーさんは重量よりも剛性を求めるといいます。そんな意味では使用タイヤに適した高剛性のリムを選べれたのは正解と考えます。
スポークを2mm径のストレートスポークにすればもっと剛性が上がりますがバテッドスポークは地面からの力をスポークのばね性が分散してくれますので剛性は1.8mm32本で十分です。


32Hの標準的な組み方、3クロス組で仕上げました。各スポークテンションを均等にし、馴染みだしを何度も繰り返していますので振れは出にくいホイールの仕上がります。
過激なブルべに使っていただけるようです。ご感想楽しみです。
