リムとハブ持ち込みでミニベロ後輪ホイールの作製

何度もご注文いただいているお客様よりリムとハブの持ち込みでホイール作製のご依頼いただきました。

アレックスリム R390 756g
DT350ハブ 32H  3クロス組

お送りいただきましたハブはDT350、リムはアレックスリムR390です。

32穴で3クロスで組みます。必要なスポークは短いので用意できるスポークは限られます。CXRAYなどのスポークでは別注扱いになります。当然入手に時間はかかります。

今回は2㎜径のストレートスポークで対応しています。小径車のホイールは通常ホイールと製作工程は変わりません。

しかし

①各スポークの間隔は狭いのでニップルレンチが使えない場合があります。

そのうえ

②完成後の馴染みだしがやりにくいという難点があります。

③テンションメーターが使えない。

しかし①②③どちらも工夫をすれば出来ることです。

スポーク長が短いからと言って馴染みだしの工程を省くことは出来ません。

結論としまして小径車はとても難しいと思います。小さいので簡単そうに見えますがそんなことはありません。ニップルを回した反応は通常の700cのような反応ではありません。微妙なニップルの回転でスポーク大きくテンションは変化します。

上記の注意点をクリアして完成しました。手前味噌ですがよくできていると思います。

今回も喜んでいただけると思います。

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