スーパーチーム・ホイール改良 50mm高23mm幅カーボンホイール

勉強のためにスーパーチーム・ホイールを手に入れました。フレは無くセンターは出ているのですが購入したままでは手直しがいるホイールでした。

前輪スポーク18本 後輪右14本左7本 2:1組
前輪635g
後輪823g

スポークテンションが揃っていないので1年も乗れば振れは大きく出ます。使ってみて初めてわかることです。出来の悪いホイールに当たればテンションの偏りでスポークは折れやすい欠点が出てきます。

ホイールは見た目では全く分かりません。スポークテンションを調べて初めてわかることです。リム、ハブはしっかりしていますのでとても残念です。しかしスポーク替えやテンション調整など手直ししますと見事に蘇ります。

以下詳細です。

新品のスーパーチーム・50mm高を組み替えました。出来れば体重は70kgまでの方にお勧めです。

前輪

スポーク ピラーWing21 黒 左右18本

ニップル DT SquorxPro

スポークテンションを揃えました

後輪 

左スポーク ピラーWing21 黒 7本

右スポーク サピムRace(2.0/1.8/2.0mm)14本

ニップル DT SquorxPro

スポークテンションを揃えました

 

スーパーチーム・カーボンホイールはとても安価で気楽に使えるカーボンホイールです。しかし残念ながらロングライドに向いていません。一日輪行しますとくたくたに疲れてしまいます。理由はホイールの剛性がありすぎるからです。ホイールはどうしても安価に仕上げるために安くて2mmの太いスポークで仕上げています。これは安価なカーボンホイールの宿命でCXRAYやWing21のような高級スポークは使いません。

通常スポークがショックアブソーバーの働きをして地面からの衝撃を吸収します。しかしこの太いスポークを使うと地面からの衝撃を和らげることなくダイレクトに伝えてしまうのでロングライドに向かないわけです。これを修正するためには衝撃を吸収する細手のスポークに取り換えることで解決できます。

前輪は太いスポークからピラーのWing21に取り換えています。

後輪はギア側にサピムRace黒(2.0/1.8/2.0㎜)、反ギア側にWing21で組み替えました。

ギア側にコンペティションを使うことで少し太くし剛性を担保しています。

ホイール全体の剛性を下げることでロングライドに使えるホイールに変身しています。

使用リムは23mm幅です。残念ながらこの幅では選べるタイヤの選択肢が少なくなります。

リム幅23mm

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