2月18日の記事でクリスキングハブを使ったミニベロホイールを分解したことを書きました。


このハブを使ってカーボンホイールを作製します。




リムは451規格のカーボンリムです。穴数は32穴、ERDをシッカリと計測してスポーク長を出します。ハブの計測もホームページで発表されているデータではなく実測します。

スポークはサピムのLaser黒をご希望です。ニップルは前からと後ろからの2方向で回せるニップルがよいと思います。各スポークの間隔はとても狭いので後ろから回せるニップルを使うほうがいいでしょう。ニップルはSquorxPro黒ブラスを使いました。
算出しましたスポーク長は手のひらサイズですので特注になります。2㎜径のスポークなら容易に手に入りますがバテッドスポークでは別注を受けてくれるセラーさんに注文しないといけません。入手には手間と時間が掛かるスポークです。
ホイール組み立ての作業として仮組まで結構難しいのですが超難関ということではありません。普通に組んでいけます。しかし組み上がってから問題が起こっています。
スポーク長が短いのでクロス組を行いますとテンションメーターをスポークにあてることが出来ません。テンションメーターなしの条件で、適切なスポークテンション範囲で組み上げる。しかもスポークテンションを出来るだけ均一にして組むという難題が持ち上ります。


分解する前のクリスキングハブで作られていたホイールのスポークテンションは驚くばかりのバラつきで組まれたホイールでした。お客様には申し訳ないのですが見た目だけのホイールでした。
何故このようなバラつきになるかと言いますとこのホイールビルダーさんは振れ取りだけできればいいという考えだったと思います。他所さんの仕事に文句を言いますのは行儀が悪いと思いますが、やはりビルダーとしては問題だと感じています。
ではどうすればいいか?手組ホイールファンではアナログ的な方法で解決しました。次回説明します。