ミニベロホイールのリピート注文

3回目のご注文になります。リムとハブをお送りいただきました。スポーク、ニップルは手組ホイールファンでご用意いたます。

アレックスリム R390 326g
ミニベロ用 ディスクハブ 101g
DT350 ストレートプルハブ リムブレーキ用

ホイールの組み立てはスポーク選択と長さを決めることがキーポイントになります。今回のミニベロではスポークはストレートプルのスポークを使います。とてもスポークが短いので手に入るスポークは限定されます。

一般には短いスポークは特注になりますので各メーカーにオーダー注文をしないといけません。これを受けてくれる商社は少ないのが現実です。こんなことから手配しやすいスポークは2㎜径のスポークとなります。今回はサピムのLeaderを使っています。

カット処理で長さ調整ができるスポークということでこの2㎜径のスポークは使いやすいスポークです。今回はシルバーのスポークをカットして準備しました。

ストレートプルのスポークで成功するには正確なハブ計測と正しいリムERDが必要です。スポーク寸法が間違いなければ比較的容易に仮組が出来ます。Jベントスポークで作るホイールより早く出来ると思います。しかしストレートプルのハブ計測ではスポークオフセットという数値が必要です。ハブは2クロス組が多いのですが3クロスのハブもあります。この点も注意が必要です。今回は前輪、後輪ともに2クロスでスポーク長を出しました。

今回のミニベロも作るにはハードルが高いホイールでした。

前輪587g
前輪スポークテンショングラフ  出来るだけ均一になるようにテンション調整を行います
後輪712g 
後輪スポークテンショングラフ  出来るだけ均一になるように調整を行います

ミニベロホイールのスポーク調整は難しいというのが印象です。ニップル回しで反応がシビアなため少しの回転ですぐに振れ具合が変わります。少しずつ回すのが良い方法です。700cのリムと基本は同じですが扱い方を小さくすることです。

出来るだけスポークのテンションが揃うように組み立て、出来るだけ振れが少なくなるように調整しました。スポークは大きなホイールと同じくらいのテンション調整で組み立てています。出来上がりホイールは喜んでいただけると思います。うまく出来るとまたご注文いただけます。何度もご注文いただけてありがたいです。

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