後輪カーボンホイールの点検、再調整のご依頼

5月20日の記事で前輪のスポーク替えを行いましたホイールですが、既に15000kmほど走っておられるようです。今回は後輪をスポーク調整とハブメンテナンスの依頼がありました。

ホイールは46mm高のリムブレーキホイールです。ブレーキ面はオプションで強化加工を行っていますのでブレーキはとても良く効きます。ディスクに変更する必要はないと伺っています。

今回のハブはミケハブです。ハブの分解は5mm六角レンチを2本用意します。シールドベアリングを使ったハブは慣れた人なら容易に分解できますが、ビギナーさんには少々面倒でハードルは高いと思います。

5mmレンチ2本で分解します

プロに任せるのではなくご自分でされるのであれば別のハブを用意して分解してみるのも良いのではないかと思います。事前に練習してハブの構造が分かれば簡単にできます。しかし一番簡単な方法は専門の人に任せることです。時間と技術をお金で引き換える方法は納得できる方法です。

ハブをきれいにすることで整備が始まります
油汚れは油で落とす

ハブの調整はしっかりと汚れを取ることから始まります。油汚れは油で落とすといいますが先ず汚れを拭きとり新しいグリスをつけてまた拭き取ります。何度も繰り返せばきれいになります。汚れを取り除きますと8割は終わったようなものです。最終的には新しいグリスを塗って元通りに組み立てれば終わります。

ホイールはもともとしっかりと馴染みだしを行っていますのであまり修正するところはありません。数か所修正して終わります。ハブのメンテも1万から1.5万kmでグリスアップしておけば長く使えます。自転車は買った日からメンテは始まります。自分でやる、人に任せるは自由ですが定期的にメンテをすれば長く使えます。

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