今乗っておられる20インチ451の折りたたみ自転車をフロント部分だけディスク化され、前輪のディスクホイールを作ってほしいとご依頼がありました。リム、ハブ、スポークはご自分で手配されています。ホイールの組み上げだけをご希望です。
届きましたリムはキンリン社のNb-Rリムでした。キンリンリムは剛性が高いので良いホイールが出来ます。
ハブはなかなか手に入らないミニベロ用74mm幅のディスク用20穴ハブです。うまく手配されたと思います。スポークは星のスターブライトです。ご自分でスポーク長を出されて同梱されていました。
部品が届きましたので早速計測します。正確にリムのEDRをだし、ハブを測ることにしました。お客様は組み方を2クロスでご希望です。
すべて測り終えてスポーク長を計算しますと、送られてきたスポークは2mm短いスポークでした。
2mm短いスポークで作れないことはありませんがやはり安心安全を考えますと強度面で心配です。長めのスポークは後で調整できますが短いスポークはどうにもなりません。スポーク長を出すことはホイール作りの最初のハードルといえます。結果的にはこちらで新しく用意しましたスポークでお作りすることになりました。
ミニベロのディスクタイプは珍しいと思いますが、ホイールの作る手順は通常ホイールと同じです。適切なスポークテンションによって均一になるように調整します。
出来上がりましホイールはとてもかわいらしいです。ブレーキをディスクにしますとブレーキングの安心度は上がるのではないかと思います。ご感想が楽しみです。