9月2日に出しましたブログ記事に24gの増加で剛性を高めるという記事があります。オーナー様より改造後のインプレをお送りいただきました。
ホイールはアルミホイールの道標となっているレーシング3をカーボンホイールに改造しました改造版レーシング3です。
最初お納めしました時は気に入っていただきましたが乗り続けているといわゆるぬるさが目立ってきました。見た目はとてもいいのですが乗るとぬるいホイールという仕上がりでした。お客様からご連絡いただき後輪スポークをスポークを太くすることで剛性を上げることにしました。
今回パワーと経験に裏付けされた感性がないとなかなか感じ取れないことをうまく文章にしていただきました。記事にすることをお許しいただきましたので参考になると思います。
以下お客様のインプレです。
先日、スポーク交換を施してもらいました改造レーシング3ですが、感想を述べさせていただきます。
スポーク交換後、重量的には重くなってるはずですが、出だしは明らかに軽く進むようになり「ぬるい」印象は改善されました。
ただ、やはり巡航は46mmハイトの方が軽く進む感じです。
これはリムハイトの違いということで、全てにおいて合格点なホイールと言うことだと思っています。(注:お客様は46mm高のホイールもご注文いただいています)
今回、タイヤも変えてみました。
自分の好みでミシュランパワーカップを使用してましたが、コンチネンタル gp5000に交換しました。
自分の偏見のようなものですが、今まではパワーカップは乗り心地良くて伸びが良い印象で、gp5000は乗り心地硬くて軽く回る印象といった感じでしたが、今回改造レーシング3を色々試してみて、印象が変わりました。
以前の「ぬるい」時より出だしが軽くなったのであれば、苦手な巡航性能を補う形で、パワーカップがベストなチョイスかと思ってましたが、gp5000の方が色々な場面での使い勝手で言ったらベストチョイスというか、しっくりした感じです。
空気圧も色々試してみました。
一般的な空気圧より少し高い目が好みですが、パワーカップでの46mmハイトより0.4bar低いところが良い印象です。
ちなみにメーカー推奨で言えば、コンチネンタルはミシュランより高い空気圧での運用を推奨してますが、改造レーシング3にあてはめると、ミシュランより低い空気圧がしっくりした感じです。
今回の件で、色々とホイールの事を考えさせていただき思ったのは、つくづく自転車はバランスが大事なんだなと改めて思った次第です。
これからも色々なシチュエーションで合格点な改造レーシング3を使用し、場合によっては46mmハイトを使い分けようと思っております。
改造レーシング3ver.2は常用ホイールとして合格したようです。雑誌記事に出ているライターさんのステマ的インプレではない生の情報をいただきました。メーカーの推奨値を参考にご自分の価値観で判断されている姿勢は参考になると思います。