2年前に45mm高のカーボンホイールの点検依頼をいただきましたお客様のお知り合いからご連絡いただきました。お客様は譲り受けられたホイールを使われています。修理に手組ホイールファンを紹介されたといっておられます。
落車されてから後輪ホイールが一定間隔で音が鳴るようになったそうです。いつも行かれている自転車屋さんで見ていただいた結果はホイール内部で何か不具合があるとのことです。結局は自転車屋さんでは対応できないということでした。
自転車屋さんに相談されたあと手組ホイールファンにもご連絡いただきましたがカーボンリムの内部に問題がある場合どうしようもないということをご説明しました。音がしないときもあるようでしたが大切な部品にすこしでも問題があるのは気持ちのいいものではありません。お客様には新品を購入するかリムの交換をお勧めいたしました。
最初に相談された自転車屋さんではホイールの買い替えを勧められたそうです。ハブはDTの350ストレートプルハブでしたのでこれを使わないのはもったいない話です。
よく考えられたようで再度ご連絡いただきました。
ホイールは45mm高のリムでした。このブログでは定番ホイールの46mm高リムなら在庫があることをお知らせしましたところリム交換のご依頼をいただきました。
手組ホイールファンでは穴ナシリムがメインですので取り換えは46mm高の穴ナシリムに交換となりました。少しだけリム高が増えましたのでスポークをカットし傷んでいる左スポークは取り換えということで組み上げることにしています。
出来上がりのホイールは新品状態になりました。ハブは使い込まれていますのであたりが出ています。見込み客を失った自転車屋さんには悪いのですが、ハブ、スポークが再利用できた上にホイールは新品になりましたのでお客様にはプラスとなりました。