2:1組が容易にできるかも?

スポーク長の計算には悩まされるところです。計算式を使ってスポーク長を出すのは大変ですのでネットにて発表されている計算ソフトを活用しています。

1クロス、2クロス、3クロスはまだ理解できるのですが1.5クロスとなりますとなに?となってしまします。ホイールを作っていますと徐々に言葉の意味が理解できてくるのですが小数点がついたクロスとはどういうことなのか最初はわかりませんでした。

wheelproの新しい計算ソフト 2:1組、3G組が入りました

こんな難しいことを特別勉強しなくてもスポーク長を計算してくれるソフトがあります。ソフトの中でも一番よく使ってきましたwheelproの計算ソフトが最近バージョンアップされているのを知りました。

ストレイトプルのハブ、3G組、2:1組みんな揃っています。自転車屋さんがホイール組めない時代ですのでこのソフトが発表されてどれだけの人が使うのかわかりませんが喜んでいる人がいるのは確かだと思います。インターネットの時代ですので世界中の人が見ているのですから日本では使う人が少なくてもDIYが盛んな国では活用する人が多いと思います。

2:1組では16:8、14:7,27:9の組み合わせが考えられます。

一般的なのは右16:左8の組み方です。これなら24穴のリムに32hのハブが使えます。14:7になりますとリムもハブもほとんど販売されていいません。ハブは28穴を使えば出来るのですがリムは販売されていません。27:9も同じです。

カーボンリムは別注して2:1組リムを入手出来ます。他にはアルミリムの場合は24穴が使えます。別注のアルミリムは販売されていません。21穴のアルミリムは見たことありません。ホイールメーカーのリムだけです。ハブもほとんどのハブメーカーは販売していません。

部品が手に入らないから計算ソフトは役に立たないかもしれません。しかし数社は作っていますので探せば手に入ります。一番楽なのは現行の完組ホイールから取り外すことです。

ゾンダのハブで作りました3G組 穴なしリムで作りました 難易度はとても高いです
リムは別注しています

古くなったカンパのホイールから2:1組のハブを取り出して新しく3G組カーボンホイールを作るのも良いかと思います。ホイール作りのハードルが極端に高くなるのは確かですが作り上げたら感動します。間違いありません。

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