ディスクカーボンホイールの作製

ライトバイシクルのAR46ディスク用リムを使ってホイールを作りました。

リムはチューブレス用としてフック付き穴なしリムを使っています。

AR46 ディスク用

ニップル穴のないリムで組む方法にはマグネットねじを使う方法が紹介されています。

 

https://www.lightbicycle.com/newsletter/TUBELESS-READY-OR-TUBELESS-RIMS–WHAT-S-BEST-FOR-ME.html

 

ライトバイシクルのホームページでは詳しく紹介されています。参考になると思います。YouTubeでも作る手順がよくわかりますので勉強できると思います。しかし簡単そうに紹介していますが非常に手強いことは知っておくべきです。おそらくできるならどうぞ!という感覚なのでしょう。

 

以前このブログでマグネットねじのことを記事にしました。最初はマグネットねじしかうまくいかなかったのですがいろいろ試した結果最近はマグネットねじがなくてもできています。

スポークのねじ部分をカットした小ねじを作ってマグネットねじの代わりにしています。

マグネットねじ
マグネットねじを使うのが一般的

一般的にはマグネットねじが良いかと思いますがこのネジがなくても強いマグネットを使えばできます。

 

沢山マグネットねじがないので1つニップルを通してまた新しくニップルにマグネットねじを差し込む手間は結構時間が掛かります。単純作業は作業を集約すれば効率が上がるので写真のようにグリスを塗ったニップルをたくさん穴だけの数を用意して時間の節約をしています。

マグネットを使ってニップルを穴から引き出すときうまく出てくればほっとします。慣れれば結構楽しいです。

仮組状態
仮組状態

仮組が終わるまで2時間くらいかかってしまいました。ここまでくればあと1時間で組みあがります。うまくニップルをスポークにねじ込むことができずにポロンとリムの中に落としてしまうことが何度もありそのたびにリムを振ってニップルを取り出し同じ作業をやり直しです。心が折れる瞬間です。

もう慣ましたがこの作業は時間が掛かります。単純作業ですがとてもハードル高いこのホイールの要です。この作業を5000円でお受けしているのですが個人的にはリーズナブルなお値段と思っています。

前輪748g
後輪864g

出来上がりのホイールは

リム AR46 24h

ハブ TNI REVO ディスクハブ 24h

スポーク DTコンペティション黒 2.0/1.8/2.0mm

ニップル ブラス (ガルバニック腐食を考慮してブラスを選択)

前輪 749g 後輪 864g 前後 1613g

 

ゾンダ ディスク1675g

レー3 ディスク1660g

 

これらのホイールより軽くできます。材料費はスポークによって変わりますが6万円前後です。

日本でのロードバイクは世界の中ではガラパゴス状態でまだまだリムブレーキが頑張っていますがあっという間にディスクホイールが主流になるような予感がします。

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