サピムスポークD-lightについて

サピムのスポークで気になっていましたのがD-lightです。サピムのホームページで確認できます。https://www.sapim.be/spokes/butted/d-light

Laserは2.0/1.5/2.0mmの太さで軽くて強度がありとても優秀なスポークです。あのCX-RAYの扁平にする前のスポークと言われています。とても優秀ですが唯一難点はねじれ易いことです。扱いが難しいので注意が必要です。

サピムのRaceは2.0/1.8/2.0mmでサピムの標準スポークと呼ばれているスポークです。

DTで言えばコンペティションと同じ太さです。とても扱いやすく優れたスポークで価格もこなれています。

D-lightはこの2種類のスポークのいいところを取っているスポークと言われていますので前々から注目していました。

今回試しに買ってみました。いい評価なら試すのがいちばんです。

印のところから1.65mm

私の今回の予定はリアホイールで右が284mm、左が288mmです。この長さで右をコンペティション、左をD-light とスポークの太さを変えて軽量化と剛性を考えています。

届いたD-light(2.0/1.65/2.0mm)はねじれにくく扱いが楽そうです。しかしながらよくよく観察しますとねじ部分の2.0mmからすぐに1.65mm部分になります。通常のスポークならねじ部分の2.0mm部分は余裕がありますのでスポークの長さ調整が効きます。スポークをカットして使うことができるのでERDの違いに対応できます。

この点がこのスポークの残念なところです。つまりカットができないのです。他のスポークのように余裕分が無いのです。今回は288mmで注文しましたが長さが間違っていたら不良在庫になってしまいます。どうしようもありません。リムのERDが違っていましたらもうそれで終わりです。ワッシャーで少しはカバーできますが先ず使用できないと見たほうが良いと思います。

どうした理由でメーカー側はこのような作りにしているのかわかりませんが惜しいところです。

 

愚痴のような記事になりましたがスポークカッターを使う予定を立てたために失敗をしましたが一般的には入用買いをされますので話は違います。

スポークはとても扱いやすく良いスポークと思います。後輪右コンペティション左D-lightの組み合わせ、または左Laser右D-lightの組み合わせは軽量化と剛性の2つを得ることができると思います。

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