きれいに仕上げる②

スポークには事前のプレップが欠かせません。事前にプレップ処理をしておきますとニップルは緩みにくくなるのですが後々の振れ取り作業時にはニップルが固着しませんのでとても作業が楽になります。

プレップを塗る

 

ニップルを取り付ける前の事前処理ですがいろいろなプレップを使っています。

リンシードオイル

スポークのねじ部分を浸すだけのリンシードオイルがいちばん楽ですがやはり売り物のホイールを作っているのですからよいといわれているものを使っています。

以前の記事にプレップのことを書いていますのでおさらいのようになりますが FIXというプレップを使っています。

spokeprep

事前にしっかりと油分を取り除くことが必要です。Wheelsmithのプレップを塗るときも同じです。私はFIXの説明書通りにしています。アルコールとペイントうすめ液の2種類を使って2回油分を取るようにしています。ビンに入れたアルコールの中にスポークのねじ部分を漬けてぐるぐる回すだけです。

 

乾いたらプレップを塗るのですが刷毛で行うのが楽です。最初の写真のように段ボールの端切れの上に並べていくと重ならないので具合がいいです。刷毛と段ボールですが長い間ホイール作りをやってきてやりだした工夫です。なんでもないことですが作業効率が良くきれいに仕上がります。

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