ホイールにはプラシーボ効果があるのかもしれない

全日本民医連のホームページより引用させて頂きます。勝手に使わせていただいたのでいけない場合はすぐに削除いたします。

 

さてこの効果ですが次の通りです。

 

プラシーボ効果(プラセボ効果)とは、本来は薬としての効果を持たない物質によって、得られる効果のことです。デンプンなどを使い、薬のように見せた物を偽薬、またはプラシーボと言います。プラシーボ効果は無視できないもので、プラシーボ効果のみを目的とした偽薬を販売している会社もあるくらいです。
薬の開発に活用されます。開発された新薬が認可されるまでには、治験(臨床試験)をクリアしなければなりません。治験では偽薬を飲んだグループと、新薬を飲んだグループで有効性や安全性を比較します。偽薬に比べて副作用が少なく、はっきりと上回る効果が確認されて、初めて新薬は薬として認められるのです。
最近でも偽薬より優位性を示すことができず、再評価の段階で販売中止になった薬がありました。
プラシーボ効果は薬を飲む人の心理状態に大きく影響します。医師の説明を理解し信頼して薬を飲めば、薬の効果にプラシーボ効果が加わり、より高い効果が得られることがあります。また、医師の薬に対する態度や、患者さんに抱く感情もプラシーボ効果に関連すると言われています。
専門知識に裏づけされ、自信をもって処方された薬はよく効きます。また、医師と患者の信頼関係が良ければプラスに、悪ければマイナスに働きます。良いプラシーボ効果を生むために、患者さんと良い信頼関係を築くように意識している医師も多くいると思います。

では私たちが普段から良いプラシーボ効果を得るにはどうすればいいでしょうか?

それはには医師との信頼関係を築き、薬の効果を理解して、体のどの部分にどのように作用するか想像し、「この薬はよく効く」と思って服用すれば良い効果が得られます。

この文章をホイールにあわせるとなんとなくホイールにも考えられるといっていただけるライダーがおられると思うのですが私だけでしょうか?

“ホイールにはプラシーボ効果があるのかもしれない” への2件の返信

  1. ココメント失礼致します。いつも楽しく読ませていただいています。
    手組ホイールを取り上げるサイトはいくつかありますが、こちらで初めて知る内容も多く、非常に勉強になっています。

    今回のプラシーボ効果問題ですが、自転車業界には色々とありそうですね。ベアリングとかケミカル類とか…。
    そして結線についてですが、これは競輪という特殊な環境が必要とし、時代と共に変わっていったのではないかと考えています。

    競輪で使用する、最軽量のアルミリムで36本組みのホイール。このようなホイールを超人的なパワーで踏み倒す際に、競輪選手たちは我々一般人とは異なる感覚をもって、ホイールのゆがみを体感できるのではないでしょうか。
    あくまで想像ですが、コンマ01秒を争う勝負の世界では、結線は意味を持つのかもしれません。でなければそもそも結線という技術が生まれないと思うのです。

    こうしてプロの間で広まった結線が、いっときアマチュアにも波及した。それが少スポーク完組ホイールの時代にあって、その存在意義を失っていった…。そのように考えています。

    1. けいぞう様 コメントありがとうございます。楽しくお読みいただいていると伺いまして嬉しいです。私は若いときラグビーをやっていましてこのスポーツは将棋と同じでほとんど逆転満塁ホームランは無いスポーツです。だいたい強いところが勝つのですがたまに俺たちは勝つと信じたチームが勝つことがあります。信じると勝つことがあるのです。だから面白いのです。
      結線を同列に論じてはいけませんがよくなると思えば良くなるのでしょう。

      今月の自転車雑誌にホイールの実験記事があります。記事は大きくないのですがとても興味深く読めました。何事もエビデンスで話をしないといけないですね。

      私はアマチュアとプロの間を走っている感じでブログを進めています。家内は今日も執筆ですかと茶化しますが私は真面目に取り組んでいます。コメントいただいたよと言いますとよかったねと一緒に喜んでいます。これからもご意見いただければありがたいです。

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