LightBicycelのカーボンリムを使ってチューブレスホイールを作製しました。
リムは46mmハイトです。フロント18hリア28h、ハブはDURA9000を使用しています。
今回は後輪ホイールのことをお話します。
ホイールリム内側にはニップル穴のないリムを使用しています。
穴があるのはバルブ穴だけです。このためチューブレスタイヤに使うテープは要りません。55mmのバルブをセットしましてタイヤをインストールしました。
タイヤはIRCのフォーミュラーライト25cです。石ケン水を使っています。私は力がないので専用タイヤレバーを2つ使っています。簡単にタイヤをはめることができます。レバーを使っていますが問題なくうまくいきました。
チューブレスタイヤをインストールしますとスポークテンションは大幅にテンションダウンします。今回の場合右側ドライブサイドのテンションは133kgfから110kgfに下がりました。約17%下がっています。
ドライブサイド133kgf ドライブサイド110kgf
これだけ下がるのですから事前に少し高めかなと思うくらい右スポークテンションを上げて作っても大丈夫です。私は120~130kgfで仕上げています。
スポークを握って張り具合を調べる人にはサピムのCX-RAYなどの扁平スポークの場合スポークが薄いので刃物を握っているような握っても痛いだけです。握った感覚だけでは難しいと思います。
またTM-1のような正確でないメーターでは役に立たないでしょう。もちろんきっちりと100kgf、120kgf、130kgfと正しく測れるTM-1なら話は別です。テンションメーターの校正を先ずやるべきです。
4,5年前と比べてカーボンリムはとてもお安くなりました。高品質な製品を作るメーカーのリムも容易に購入できるようになっています。FFDのカーボンホイールはリム、ハブ、スポークメーカーの一般でも購入できる部品の組み立て品ですのでカーボンホイールに挑戦するのもいいと思います。作れない方はご一報いただければ幸いです。