Light bicycleリムでチューブレスホイール前輪を作製

カーボンリムでチューブレスホイールを作製しました。

リムはlight bicycleのリムです。中華カーボンですがしっかりしたメーカーですので使っています。値段もそんなに安価でもありませんし超軽量でもありません。しかしメーカーの評判はいいので安心です。

今回のリムはチューブレス用です。リムテープがいらない穴が1つだけのリムです。ニップルに磁石を取り付けて穴の位置まで運んでニップルを引っ張り出してスポークを取り付けるという方法を取ります。

磁力の持った小ねじを使います
ニップルに小ねじを取り付けました
磁石でニップルを穴からひっぱり出します

私も最初は穴がないのにどうしてニップルを取り付けるのか不思議でした。磁石を使うのです。私は磁力の持った小ねじを使っていますが、ニップルに鉄の小ねじを取り付けて磁石でニップル穴からニップルを引っ張り出す方法があるとネットで紹介されています。

この方法はやったことがありませんが磁力の持った小ねじを使ったほうが当然作りやすいでしょう。

Light bicycleではスポーク長計算に必要なERDも発表されていますので安心です。私は心配だったのでメールで問い合わせいたしました。問い合わせに関しても返事が早く信頼できるメーカーと思います。

 

仮組までは慣れていない人は時間が掛かるでしょう。私もニップルを穴の位置まで運んでくる練習を繰り返しました。

 

仮組さえできれば後は普通のホイールと同じです。今回のリムは精度が高いのか縦ブレ横ブレとても取りやすくテンションの均一化も楽に出来上がりました。

下のテンショングラフのようにストレスを取りますとぐっとテンションが下がります。これを希望のテンションに上げていけば出来上がりです。

ほぼ完成時のスポークテンションです。

ストレスを取りますとぐっとテンションは下がります。

テンションを上げて完成です。

 

今回ホイールの内容は下記の通りです。

リム light bicycle 46mm

スポーク ピラー 1422

ニップル ブラス12mm

ハブ DURA HB9000 18h

重量 696g

そんなに軽くはありません。これは46mm高のカーボンリムでチューブレス仕様のためです。ハブは信頼のDuraです。ノバテックなどの台湾勢に比べると倍の重量ですがメンテナンス等のことを考えるとやはりシマノですね。玉あたりの調整など好みにできます。

何よりこのホイールで気に入りましたのはチューブレス仕様ということです。テープ貼りがいりません。もちろん楽に作るなら穴あきリムですが今回は難しいほうに挑戦しました。

 

穴が開いているリムと穴が1つだけあいているリムの剛性の差はわかりませんが個人的には剛性は穴なしのほうが高いと思います。まったく関係ないと思われる方も多いと思います。私の実力では判定付きません。

 

うまく出来上がりましたので後輪も挑戦します。リム選択では同じリムの24hか28hです。空気抵抗のことを考えますと24hですがスポークの空気抵抗の影響力はほんのわずかですので剛性を考えて28hです。ハブはDuraのFH9000 28hを考えています。いつまでDURAのハブが手に入るかわからない状況ですので早くしようと考えています。

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