テンションメーターの校正を行うため校正器を自作しようと秤を買っていました。きっかけは次のYouTubeを見たときにこれだと思い購入しました。
DIY spoke tension meter calibrating device
しかしこのYouTubeでは溶接して枠を作る必要があり溶接技術もなかったので断念しました。結局、秤だけを買っておいていました。
ただテンションメーターのキャリブレーションはしっかりしないとホイール造りにおいていい加減なホイールになってしまうと思っていましたのでドイツのメーカーに適当な製品を販売していることが分かり連絡して購入いたしました。これがその製品です。秤の校正も校正機関にお願いいたしました。
もうこの製品を使うことができるので一応用事は達成しましたのでこれ以上考える必要がないのですが先に買いました秤が気になっていました。
ずっと何年も秤を保管していましたが次ようにすれば作れると思いまた校正器の自作に挑戦したわけです。
上の写真のような参考になる情報を集めて既成の部品で作ることにいたしました。適当な部品を買ってねじを回して組み立てるだけです。プランだけしっかりしていましたら意外と簡単にできます。
このようにアルミフレームを使えば特別な道具なしに校正器ができます。
40mm角のアルミフレーム、L金具、引っ張り金具(ターンバックル)、専用固定ねじ等を使って組み立てました。注意事項としてフレームメーカー専用の固定ねじがありますのでフレームメーカーと同じメーカーの固定ねじを注文されることです。各メーカー同じサイズのフレームでも固定ねじは違うようです。ねじはどこも同じと思っていて何度も誤発注を繰り返してしまいました。スポークは両サイドねじを切っています。両方にニップルを取り付け抜けないようにしています。
校正器を作ることができました。このような市販の秤ですが正確です。これを使って校正器を作れば安価なTM-1でも正確なスポークテンションを測ることができます。校正表も一緒に作れば便利です。
買ったままのTM-1は頼りにならないのですが正確に測れるようになれば話が違います。
はじめまして。コメント失礼します。
テンションメーター校正器を自作したいと思うのですが、こちらのようにアルミフレームを使用した場合、ナットの固定力によってはL字金具がずれてしまいそうですが、大丈夫でしょうか?
コメントありがとうございます。私の校正器はあくまでヒントです。木枠で作っている人やいろんな人がおられます。残念ながら分かりませんのでご自分でお試しください。