普段使っているスポークはサピムではRace、Laserで、DTではCompetitionです。たまに星のスターブライトを使います。もちろんサピムCX-RAYも使っています。
ホイールを作るときはスポークの太さを考えて作りますがこれは乗る人の乗り方、体重を考えています。もちろん価格も大事なことです。
厳しく分けているわけではありませんが剛性が足りなければ太くするということです。
星のスポークではスターブライトのストレートスポーク2.0mmは自分用のホイールによく使っています。価格も手ごろです。サピムやDTの半分近い値段です。
星のスポークの中で見落としていましたスポークは競輪選手が使うスポークです。#15#16のスターブライト、バテッドスポークです。サピムのLaserによく似ています。
取り寄せてみました。
全長305mmあります。18/1.6/1.8mmの寸法です。これ一種類です。36本で186gあります。1本5.16gです。サピムLaserは2.0/1.5/2.0mmで1本291mm4.8gです。
サピムの発表するような強度データは星では発表されていません。強度はわかりませんが競輪選手が使うスポークですので心配する必要はないと思います。
私はスポークカッターを持っていますのでスポークを自在にカットして使うことができます。この星のスポークネジ部分の太いところが35mmほどあります。この部分はカットできると考えまして280mmくらいの長さまではカットして使えることが分かりました。
このスポークを使わない手はないと考えています。
当然使うニップルは1.8mm用のニップルになります。
アルミニップルでは普段使っている2.0mm用のニップルよりも少しだけ中央部分の厚みがあることになるので丈夫さが増します。この点はプラスになります。
このスポークで心配なところは頭のところです。直径1.8mmの頭部ではハブのフランジ部分の穴の直径が気になります。この部分が太さ2.0mm以上あればいいのですがうまくいきません。この対応には各スポークのテンションを均一にすれば偏った負荷が集まらないのでトラブルを避けれると考えています。
DURAのハブは穴が小さいので1.8mmのスポークでピッタリ合うのですが台湾系のハブでは穴が大きいのでちょっと心配です。この点は要注意です。
このスポークは価格が安い。Laserの半分です。多スポークホイールを作るときにこのスポークは生きてくると思います。安価なスポークですが競輪選手が使っているので強度は安心のスポークです。使わない手はないと考えています。