アメクラ、ゴキソのナローハブについて

アメクラハブ後輪用を実測しました。

アメリカンクラシックRD205 24h

ハブフランジ左右66mm 左CTF27.8mm右CTF16.7mmでした。左右2クロス組で計算しますとスポークテンションは60:100です。左が高い数値です。

このハブを使ってリムをオフセットリムにすると簡単に左テンションが上がり駆動ロスの少ないホイールが出来そうです。

ちなみにオフセットリムXR31RTで計算してみます。Wheelproのソフトを使って計算しますと下図のようになります。

スポークテンション比率は左80:右100です。左が非常に高い比率です。ちょっと見過ごしていました。アメリカンクラシックのハブを見つけたら買いですね。良いホイールが出来ます。

次はあのゴキソハブです。

ゴキソハブはサイズが公表されています。以下ゴキソのHPよりサイズを参照させていただきました。

24穴センターホールリム使用、左右2クロスで組みますと64:100で良好なスポークテンション比率です。

オフセットリムを使えば80:100です。

オフセットリムに左3右2クロスで組みますと84:100と非常に高い数値を得られます。ただ左スポークはオーバーラップするために見た目が気になります。

ゴキソは使ったことがないのでよくわかりませんがこのナローフランジハブは左スポークテンションを高く得ることができます。

ツールド沖縄でゴキソホイールが活躍しましたのでとても気になります。

“アメクラ、ゴキソのナローハブについて” への2件の返信

  1. アメリカンクラッシックハブは地雷です。
    一見すると良い条件がそろって居ますがそこが落とし穴です。
    とにかく実用性が乏しいのです、正確なスポークテンションの管理が出来るホイールを組める人でかつ(エンヴィのホイールの様に成ります)メンテナンス出来る人がスペシャルホイールとして使用する前提で無いと運用しずらい物だと思います。
    フロントハブのベアリングが小さいので耐久力が低いし、リアハブのフリーボディのラチェット構造の爪を起こす針金の耐久力と部品の供給に難有りですしフランジの幅の狭さからくるプレース角度のなさによる横の剛性の足りないから激しくダンシングするとリムがよれて暴れると思います。
    私がこのハブでホイールを組むとしたら体重の少ない人でヒルクライムでシッティングでケイデンス重視のベダリングをする人。
    キンリンの22ミリのオフセットリムでフロントはラジアル、リアは2クロスで結線という構成で作ります。

    アメリカンクラッシックのハブは室内で回すとフリーボディの音が良くこのみですが外を走ると聞こえません残念。
    私がアメリカンクラッシックを叩き台にしゴキソのハブを使用した理由はアメリカンクラッシックの欠点がゴキソにはなかったから採用しました。

    シマノ、クリスキング、カンパニョーロ等と同類です。

    台湾で作られるハブは安くて高性能と思いますがその点が足りない様に感じます。

  2. コメントありがとうございます。
    アメクラ、ゴキソ、シマノ11速のブレイシングアングル調べました。リムはxr31tです。ERD580mmで計算しました。
    アメクラ左5.8度右3.5度
    ゴキソ 左6.1度右3.9度
    シマノ11速左7.8度右3.8度
    ご指摘の通り角度が狭いので横剛性が少し心配ですね。コンタドール!?のようなダンシングはだめですね。ただ私の乗り方にはあってそうです。出物があれば研究用で試してみます。
    ゴキソはまあ一生乗れないと思いますが株が大化けすれば買ってみようかなと思います。結局私にはシマノですね。

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