センターはロックナットの位置で測る

ホイールセンターを測るのにその位置は写真のように中心軸で測られると思います。私だけかもしれませんが私は長い間この様にしていました。

右側5.47mm
左側4.96mm

ホイールをひっくり返してすいている半分を片方のスポークをほんの少し回して調整します。ホイール一周スポークの張りを直してセンターを出すのですが、ある日ふと考えました。

センターは左右のロックナット間であることでした。

いろんなブログで先輩方のやっていることを見ながらこうするのやな、なんて思い当たり前になっていましたがセンターは左右のロックナットの中心ということです。

 

参考のため実際測ってみましょう。

このホイールはロックナット間で測ると1.11mm、1.26mmと出ています。その差は0.15mmの違いでまあ良としています。

中心軸で測ると4.96mm、5.47mmと出ていますのでその差は0.51mmです。これはカップ&コーンのハブの構造上ロックナットの締めこむ位置で違います。

0.5mm違うと性能が違うのかと言われると性能は全く変わりません。しかしビルダーの技量をうたがわれますので私は注意しています。

完組で1mmくらい違っていることはよくあると聞きます。1mmくらい狂ってもブレーキシューで調整すればどうってことありませんがセンターが正確に出ているにこしたことはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です