シマノホイール購入
手組ホイール派として研究の為シマノホイールを求め良い所、ここはダメと調べるためにシマノの下位グレードRS010のホイールを購入しました。前後セット1万円ほどで販売されています。
私が買ったのは
前輪
リム 21mmワイド 内寸15mm 深さ25mm 20h クリンチャー
ハブ 専用ハブ 20h
スポーク 2.0mm ラジアル組
ニップル ブラス
重量 843g
後輪
リム 21mmワイド 内寸15mm オフセットリム
深さ25mm 24h クリンチャー
ハブ 専用ハブ 24h 10/11速兼用 ブラック
スポーク 2.0mm jベント 2クロス組
ニップル ブラス
重量 1103g
前後合計1946g
結論
非常に優秀なホイールです。ワイドタイヤを試すとかヒルクライム用としてもっと軽量のホイールさがしておられる方には向いてはいませんがこの破壊的な価格のホイールはよく回り普段使いとして素晴らしいです。但しスポークテンション調整が甘いのでフレが出やすいです。ハブ調整やホイール作りの練習台としてもおすすめ。
リムについて
後輪リムにオフセットリムを使用しています。リム穴が片方に寄っています。リム穴が中央の場合左スポークテンションが緩く比率として左0.45~0.5右1の割合になります。しかしオフセットすることにより左テンションが約0.6:1となり左が大幅に上がります。このことは駆動力のロスを減じ効率アップにつながります。
このオフセットリムを前後で1万円~2万円のホイールに使われるようになり手組ホイールは駆逐されるに至りました。
スポークテンションについて
このシマノを求めて一番残念と思ったのはテンション管理です。縦横振れもなく非常によく作られています。売り物にするのに一番買い手が気にするのはフレです。そして重量。大量に生産されるホイールでは最低限のテンション管理ができていれば良とされます。なにせ1万円のホイールですから。
下図が購入したときのテンションです。この状態決して悪くないです。振れも出ていません。振れ優先に作られています。しかし長く乗っていると緩いスポークからニップルが緩み、振れが発生、駆動ロスが発生するのです。1万円で販売するホイールにそこまで時間をかけられません。数が勝負のホイールですから。
前輪購入時のテンション よくできている
調整後のテンション ほとんど変わらない
私は買ってからスポークテンションを調整し振れを最小にテンションを最大限均一にしています。
後輪購入時点のテンション 後輪は左右のテンションがちっがうので難しい
調整後のテンション じっくり調整し振れも少ない テンションも揃う
これでOKです。