ホイールを作り始めてすぐにTM-1を購入しました。スポークテンションを換算表でテンションを測ることができます。
長い間この表を信頼していました。何も疑わずに目盛を見て100kgfとか読んでいました。
2年ほど前ですがアメリカのサイクリングフォーラムでスポークテンションを考えあうフォーラム記事を見つけ私のTM-1を疑うようになりました。
テンションメーターに記事をいろいろ調べキャリブレーションの事を考えました。
TM-1は正確ではありません
結論はこうです。
TM-1の計測数字と実際のテンションは大きく違っています。ただ絶対値でなく相対値であれば有効なメーターと言えます。
新しいホイールを購入されたときにすぐにテンションを測ります。次のテンションアップの時の参考にします。絶対値はわからないけれど購入時のスポークテンションに戻すのにとても有効です。
パークツールの代理店であるホーザンの係りの方に聞いた話では
“うちではTM-1の校正は行っていません。数字に関しては正確かどうかわかりません。ホイールを買ったときの数値を知るためのものです。”
この様なことを話されました。まさにその通りです。正しくスポークテンションを知って使うものではないということです。
テンションメーターがなくてもホイールを作ることができます。しかしフロント100kgfリアを120kgfで作るにはキャリブレーションが必要です。