キンリンXR31T/RTリムで多スポークホイールを作製

手組ホイールファン一押しのアルミリムXR31T/RTを使ったホイールのご注文です。

お客様はご自分でも自転車を組み立てられ、ホイールも自作出来る実力者です。DURAハブにオープンプロの手組からDuraホイールのWH7900-C24-CLと使ってこられました。

このブログを読まれて手組ホイールファンのホイールに興味を持たれたようです。上記のアルミリムで前輪28H後輪28Hの組み合わせで作りたいとご連絡いただきました。

HB-RS300 28H 146g
FH-RS300 38H 374g
24mm幅31mm高リムで497gは軽い

シマノハブでは上位グレードハブと下位グレードのソラハブを比べると見た目の仕上がりでは大きな差はありますが、メンテナンスが良ければ回転性能での差は大きくないこともご存じでした。結論としてハブは実質本位のソラハブを選ばれました。

お客様は現在10速で乗られています。ソラハブで作ると後輪スポークの左右差も少ないことも承知されています。黒帯のライダーさんには余計な説明は要りません。

前輪812g
出来るだけスポークテンションを揃えています
後輪1067g
左スポークのテンション値がとても高い

今回使用する後輪リムは3mm穴位置がずれていますのでスポークテンション比率は70:100くらいに仕上がります。これなら2:1組にする必要もありません。後輪左右スポークのテンション差異が少ないホイールが出来ます。使うスポークを細いスポークで作りますとスポークがショックアブソーバーの働きをしてくれます。ロングライドに適した、特に平地や緩やかな丘陵地帯をメインに走られる方にぴったりのホイールです。

出来上がりは前輪812g、後輪1067g、前後で1879gと決して軽いホイールではありません。しかしアルミリムの中ではリム剛性は最強クラスのリムを使っていますので重くてもびっくりするほどよく走ります。お客様のご感想が楽しみです。

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